未経験からのスマホアプリ通信

効果的なポートフォリオを作る

効果的なポートフォリオを作る


なぜポートフォリオを作成したほうが良い?

ポートフォリオは、自身のこれまでの経歴や持ち合わせるスキルを証明するためのものです。ましてやエンジニアにとっては、自身が手掛けた作品や、携わったプロジェクトなどをアピールする絶好のチャンスのため、自身を存分にアピールできる手段としてポートフォリオの作成は欠かせません。転職はもちろん、フリーランスへ転身する際にも、相手へ自身のことをアピールできるポートフォリオは大いに役立つことでしょう。
しかし、ただ闇雲に作成しても、他のエンジニアとの差別化を図れずに多くの人の中に埋もれてしまいます。そのため、できるだけ採用者の目に留まるような工夫を凝らし、他者と差別化を図ったポートフォリオを作成するようにしましょう。具体的な対策として、以下で紹介していきます。

ポートフォリオに載せる内容

そもそもポートフォリオは、自己紹介を行い、エンジニアの持つスキルを強調して採用者の印象に残すことが目的のため、当然プロフィールやスキルセット、強み、アピールしたいことは記載します。プロフィールには、名前や生年月日、経歴、現在の仕事を選択した理由などを記しましょう。
未経験の場合は、アプリ開発を仕事にしたい理由を明確に記載するようにします。たとえば、今後目指したいキャリアや、自身で開発したアプリがあればその成果物の詳細、アプリを開発する上で苦労したことなどを解説すると良いです。また、未経験でも資格の取得に挑戦し合格した場合は、資格名と取得日を記し、どんな勉強方法を用いたのかを解説するのもいいでしょう。未経験の場合、実際のプロジェクトにおいて実践的な経験を積んでいない分、不利になると思われがちです。しかし、採用者にアプリ開発への情熱や献身的な努力、主体的に取り組む姿などが伝わるよう記載すると希望が見えてくるため、余すことなくアピールするようにしましょう。

作成時のコツと注意点

ポートフォリオを作成する際は、ある程度自身が作りたいイメージに近いサイトを探し参考にすることで、作成時間を短縮できます。もちろん、自分なりにアレンジが必要で、自作のアプリのスクリーンショットや動画、説明文を掲載したり、アプリ開発で使用したコードの一部を掲載したり、自身の強みとなる部分をいかに強調して紹介できるかを考えて作成することが大切です。ワイヤーフレームやサイトの構成、作成ツール、文章や掲載画像の選定など、ポートフォリオ作成時にはデザイン等も考慮しつつ理想とするイメージに沿って作成するようにしましょう。
また、ポートフォリオは作成して終わりではありません。それをWebで公開したり、SNSで配信したり、名刺にポートフォリオのURLを記載したり、より多くの人に認知してもらえるように自ら発信することも大切です。

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