未経験からのスマホアプリ通信

開発・リリース環境の違い

開発・リリース環境の違い

未経験からスマホアプリ開発にチャレンジする際、開発したアプリをリリースするところまでをトータル的に考えておくと良いでしょう。iPhoneアプリであればAppstore、AndroidアプリはGooglePlayにリリースすることになります。Appstoreはセキュリティ意識が高く、ユーザーからみるとその高い安全性がメリットですが開発者からすると少々ハードルが高くなります。一方のGooglePlayは、AppStoreに比較してかなり自由度が高い印象です。

開発・リリース環境の違いの記事一覧

  • 開発言語の違い

    開発言語の違い

    言語の中には未経験の方でも扱いやすい物もありますし、それとは逆に、扱うのが困難でも転職などに有利な物もあります。また、AndroidとiPhone両方のアプリをリリースしたい場合にはC#などでコードを書いて「クロスプラットフォーム開発ツール」を利用する方法が有効ですが、そうした要望が無ければJavaなどで普通に書いた方が速度や開発のしやすさでは有利です。HTML5などの知識が活かせるWeb系アプリにも、同じような長所と短所があります。こうしたことをよく考えて、学ぶ言語を決めましょう。

  • 端末による違い

    端末による違い

    AndroidとiPhoneの開発の大まかな流れは似ていますが、その各部分には大きな差があります。たとえばiPhoneでは端末の機能やファイルに対するアクセスに大きな制限がありますが、Androidにはほとんどありません。また、アプリの公開手順に関しても、iPhoneでは安全性を重視して時間のかかる審査が必須となっていますが、Androidでは簡単なチェックのみです。一方、実機テストや調整はiPhoneなら数えるほどの機種で行えば大丈夫ですが、Androidの場合には大量の機種で行わなければなりません。

  • AppStoreでリリース

    AppStoreでリリース

    完成したアプリをリリースする場合、iPhoneの場合は対象がAppStoreとなります。まずは証明書やアイコンなどアプリの準備を整え、次にスクリーンショットを用意し、最後に各種情報を登録して審査終了を待てば良いのですが、未経験の方は見慣れない単語を多く目にするため、わかりにくく感じる部分が多いかもしれません。たとえばSKUは「自分の制作した(複数の)アプリの管理ID」、バンドルIDは「AppStore内のすべてのアプリの管理ID」などと読み替えて覚え、最初はとにかく必須項目だけを埋めるようにすると良いでしょう。

  • GooglePlayでリリース

    GooglePlayでリリース

    Androidでは開発者登録をしなくても、アプリの作成や実機テスト、個人的な配布などが行えるため、開発者登録やGooglePlayでのリリースが未経験という方も少なくないでしょう。実際にこれを行う場合、問題となる所はあまりありません。25$を払って開発者登録をすませてしまえば、あとはスクリーンショットなどを用意し、アプリにデジタル署名をして、必要な情報を登録するだけです。AppStoreの場合に比べると手間は少ないですから、ぜひ一度挑戦してみましょう。

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